最近、オーディオ熱が衰えていますが、何か新しい起爆剤はないでしょうか、名もない男です。
先日、嫁がVladimir Horrowitzのショパンを聴いていたんです。
その中に有名なEtudeが入っていて、ピアノのタッチがとても柔らかかったんです。
ロックで育った名もない男としては、ショパンのEtudeといえばトニー・マカパインの印象が強いのです。
改めてトニー・マカパインを聞くと、1986年というMTVや早弾きブームという時代背景もあるのでしょうが、攻撃的な演奏です。
年をとった今となっては、Horrowitzの演奏の方が心を打ちますね。
同じ曲でも引く人が違うと違う曲に聞こえてしまうんだなぁと改めて気づきました。
ホロウィッツ:
トニー・マカパイン
コメント
はじめまして。最近になってちょこちょこハイレゾを聞き始めた者です。失礼ながらtwitterもフォローさせていただいております。
マカパインがキーボードを弾くことは知ってましたが、ショパンのピアノ曲を弾いてるとか知らなかったです。ギターの速弾きだと、音の粒立ちが大事になるので、それと同じ調子でピアノも一音一音明瞭に弾いてるという印象です。なるほどホロウィッツの方が音楽的に聴こえるなあと思いました。別にテクニカルな曲だからと言って鋭角的に弾く必要はないんですね……。ではでは。
abstellraumさん
コメントありがとうございます。
マカパインをご存知な方からコメント頂けて嬉しいです。
同じ曲でもかなり印象が変わってしまうんですよね。
こうなってくると同じ曲でも演奏者が違うとどうなるか、指揮者が違うとどうなるかというのが気になって、私はどんどん深みにハマってしまいました。