未来の音楽の聴き方を想像しよう

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少し古いニュースになりますが、
ついに音楽のデジタル配信の販売額がCDの販売額に並んだようです。
デジタル配信には、SpotifyやTidalといったストリーミング配信も含まれているとのこと。

CDが売れないという話はかなり前から言われていますが、
人は音楽を聞かなくなったわけではなく、効き方が変わったということなんでしょう。
名もない男もCDはほとんど購入しておりません。SACDですらほとんど聞かなくなってしまったし、廃盤になってしまったDVD-AudioとかSACDはかなり処分してしまいました。
このトレンドはまだまだ続くとおもわれます。

そこで、あと15年後ぐらいに音楽の聞き方としてどのような世界観になっているのでしょうか。
名もない男はこんな感じではないかと勝手に想像しております。

音楽を聴く環境:
・今、ネットワークオーディオでハイレゾを楽しんでいるような方は、ハイレゾストリーミングに移行する
・DSDはあまり普及せず、マニアの間では利用される(今のSACDのようなポジション)
・ライトな層は、Spotify(by Apple)あたりのストリーミングサービスで楽しむ
・CDのアルバムは辛うじて生産されるが、今の10分の一以下に。
・ダウンロード販売も利用者はあまりいない
・高級機のオーディオは今よりも若干縮小しつつも存在している
・一部のオーディオマニアは存在し、アナログレコードを聴く
・オーディオ機器自体には劇的なイノベーションは起きず

新しいサービス
プロによる選曲サービス:
ユーザーの”こんな感じのを聞きたい”という意見を元に、プロのDJが勝手にプレイリストを作成して、音楽を選曲してくれるサービスなんて面白いと思います。過去の履歴やライブラリから好みも考慮して知らない曲もかけてくれたり、”Jazz入門編よろしく”といったオーダーでもJazz好きな人が勝手に選んでくれる。どうでしょう。

ある意味、ハイレゾ音源のストリーミングサービスが、音源的には究極の形態のような気がしますので、そこから先は、その膨大なライブラリをどう活用するかという視点になるのではないでしょうか。

ライブ音源配信の一般化:
現在、Metallicaがライブ音源をライブ終了後に有料で配信していますが、あらゆるアーティストがライブ音源の配信を行う時代になりませんかね?
とりあえず自分が行ったライブ音源とか気分がホットなうちに購入機会を提供したほうが、アーティスト側にとってもユーザー側にとってもハッピーだと思いますが、流行らないかなぁ。
配信自体にたいしたコストがかからないので、技術的には何の問題もなくいけるでしょう。

私の想像力ではここまでしか思い浮かびませんでしたが、私の想像していないサービスって何かありますかね。
私の想像を超えるようなサービスを期待しつつ、短期的には、Tidalの国内サービス開始とハイレゾのストリーミング開始を待ちましょう。

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