前回は村上春樹を取り上げましたが、音楽愛にあふれる小説家として、石田衣良氏も忘れてはいけません。
この方の代表作品といえば池袋ウエストゲートパークシリーズでしょうか。
テレビドラマにもなりましたね。
物語の中にクラシックネタが結構出てきます。
その中でも西口ミッドサマー狂乱という話の中に、メシアンの鳥のカタログが出てくるのです。
これまでに聞いたことのないメシアンと鳥のカタログという不思議な曲名に惹かれて聴きたくなってしまいました。
どこかでダウンロードできないか世界中探しましたが、どこにもなかったのです。
ウゴルスキーの演奏が有名とのことで、仕方なくアマゾンでCDを購入しました。
この世の音楽データは全てデータとして配信して欲しいですね。
文藝春秋
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曲は、鳥をモチーフにしているようですが、鳥と言われれば鳥のように聞こえる。
いかにも現代曲といった感じのよく言えば難しい、悪く言えばぶっ飛んだ曲ですね。
このような狂気じみた曲は、名もない男は結構好きです。
空間を楽しむというべきなんでしょうかね。
聞き様によっては初期Pink Floydのシド・バレットのサイケな感じに通じるものがあると思うのは私だけでしょうか。
小説の中ではRaveパーティーの中でかかるのですが、本当にパーティーでこれがかかるのか疑問です。
薬でぶっ飛んだ状態で聞くと違うんでしょうか。
ちなみに有名な ウゴルスキの演奏です。
ちなみにオーディオマニアの石田氏の書斎がこちらのサイトで見ることができます。
こんな書斎を私も持ちたいものです。
2011年のオーディオ
2008年のオーディオ