ありがたいことにみんなのハイレゾが登録アルバムが100以上になり、Likeも300を超えました。
予想通り、Norah Jones、Keith Jarrett、Bill Evans、Carpenters、Beatles、Michael Jacksonといったアーティストの名盤は強いですね。
その一方で、イマイチ元気ないアーティストもいるのでこの際、取り上げて紹介しようと思います。
第1回はサマーソニックでの来日が控えているLinkin Parkです。
Linkin Parkは珍しいことに全オリジナルアルバムがハイレゾ化しております。
一般的に人気なのはHybrid TheoryとMeteoraです。
もちろんその2作もオススメなのですが、名も無い男が進めたいのは、4枚目のA Thousand Sunsです。
ハイレゾという視点では、A Thousand Sunsのサウンドがもっともフィット感は高いです。
とくに好きなのがBurning in the Sky
初期の頃とはサウンド的にもだいぶ変化したこともあり、初期からのファンの間では賛否両論です。
名もない男は、アーティストには、音楽性に大きな変化がなくいい意味で軸がぶれないタイプとアルバムごとに違うことにチャレンジして常に進化したいタイプと2通りあると思っています。
Linkin Parkは後者ですね。(Jazz界で言えば、Miles Davisも後者のタイプで時代と共に音楽性が大きく変化しますね)
前者の代表格はMotor Headですかね。
どちらのタイプが良い悪いという話ではないのですが、時代と共に変化するアーティストの方が個人的には好きです。
アーティストも人間であり、その成長を音楽性の変化から実感できるあたりがとても好きなのです。(もちろん成長についていけず疎遠になったアーティストはたくさんいます)
Linkin Parkの音楽性の変化も彼らの苦悩や葛藤の表れであり、同一のアーティストを「アーティスト個人の成長」としてみると音楽を聞く幅がとても広がります。
そんな成長の痛みを伴った彼らのサウンドは原音に近いハイレゾでぜひ聞きましょう。