最近、倉山満の本とYoutubeにハマっております。
この人おもしろいのでお勧めです。名もない男です。
HDTracksやe-onkyoで配信になっていますが、ムターのライブ・アルバムを購入しました。
これが抜群の安定感とナイスな選曲でおすすめです。
曲名:
1. The Four Seasons – Concerto In G Minor, RV 315, “The Summer”: 3. Presto (Live From Yellow Lounge) 2:40
ビバルディの四季から夏です。
春が有名ですが、壮絶な速弾きの夏です。もう真夏ですね。初夏とかじゃありません。
太陽ギンギンです。
2. Three Preludes: 1. Allegro ben ritmato e deciso (Live From Yellow Lounge) 1:43
3. Three Preludes: 2. Andante con moto e poco rubato (Live From Yellow Lounge) 3:13
4. Three Preludes: 3. Allegro ben ritmato e deciso (Live From Yellow Lounge) 1:34
ハイフェッツの演奏で有名なガシューウィンの3つの前奏曲です。
5. Double Concerto For 2 Violins, Strings, And Continuo In D Minor, BWV 1043: 3. Allegro (Live From Yellow Lounge) 4:34
ヴァイオリニストにとっては登竜門のバッハのヴァイオリンコンチェルトです。
ムターがうまく曲に表情をつけています。ヴァイオリンが見事に踊りますね。
6. Souvenir d’un lieu cher, Op. 42: Melodie (Live From Yellow Lounge) 4:31
チャイコフスキーの懐かしい土地の思い出の第三楽メロディです。
この手の曲もしっとり聞かせてくれます。
7. The Four Seasons – Concerto In F Minor, RV 297, “The Winter”: 1. Allegro non molto (Live From Yellow Lounge) 3:34
再びビバルディです。今度は冬!!
冬と言っても結構激しい曲です。緩急はありますが、吹雪と待ちきれない春への思いと言った感じでしょうかね。
いわゆる悲しげな冬ではない上に、ムターが余裕のある演奏がそう思わせるのでしょうか。
8. Double Concerto For 2 Violins, Strings, And Continuo In D Minor, BWV 1043: 1. Vivace (Live From Yellow Lounge) 3:31
そして、バッハのヴァイオリンコンチェルトに戻ります。
9. Hungarian Dance No.1 In G Minor, WoO 1 (Live From Yellow Lounge) 3:56
ブラームスのハンガリー舞曲です。
どこかで聞いたことのある悲しいメロディーから始まりますが、悲しいながらもヒートアップしつつ、戻りつつといった起伏の激しい曲です。
ゆっくりしたから一気に引き倒す部分もあり、聴き応えがあります。
10. Children’s Corner, L. 113: 6. Golliwogg’s Cakewalk (Live From Yellow Lounge) 3:09
ドビッシーの子供の領分です。
この曲は聞いたことがなかった曲ですね。
11. Introduction et Rondo capriccioso, Op. 28 (Live From Yellow Lounge) 9:25
カミーユ・サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソ
12. Suite bergamasque, L. 75: 3. Clair de lune (Live From Yellow Lounge) 5:00
13. Rodeo: 4. Hoe-Down (Live From Yellow Lounge) 3:11
コープランドは、このバレエ音楽を元に、『ロデオより4つのダンスのエピソード』の4曲目ホーダウンです。
14. Ave Maria (Live From Yellow Lounge) 5:08
ここで名曲アヴェ・マリアでしっとり聞かせます。
15. Jamaican Rumba (Live From Yellow Lounge) 1:49
アーサー・ベンジャミンのジャマイカルンバです。
16. Schindler’s List – Original Motion Picture Soundtrack: Theme (Live From Yellow Lounge) 4:44
最後はジョン・ウィリアムスのシンドラーのリストです。
最後をこれで締めくくるとはなんとも悲しい気分になってこのアルバムが終わります。
ライブの終了を悲しむお別れの曲なんでしょうか。なかなかいいセンスです。
ムターは生で見たことがないので、いつかライブで見たいですね。
こっちにも書いた。