現代に生まれていたら単なるクソ野郎、シューベルトの交響曲第3番を聞こう

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シューベルトの交響曲3番です。
シューベルトというと魔王やアヴェ・マリアと言った超有名曲や未完成の交響曲第8番が人気ですが、この交響曲第三番も素晴らしいです。
同じフレーズを異なる楽器でリレーするのが印象的な第四楽章が印象的です。
先日、嫁さんが演奏会でこの曲をやってから気に入ってよく聞いています。

ハイレゾではないのですが、カルロス・クライバー版クライバーテイストの勢いと未完成の8番も収録していてお得感があります。
他にハイレゾ音源やオススメのシューベルトがあればお教えください。

追記:ハイレゾの3番もありました。

折角なのでシューベルト本人にもう少し触れましょう。

  • 貧しい家庭に育つが凄まじい才能は認められる
  • 子供の頃から有名曲を作曲し、神童として存在感を発揮するが、商売は下手で仕事がない
  • 大人になっても貧乏だったが、友達の家を泊まり歩き、飯を奢って貰い、音楽会の場を提供してもらう支援者はいた
  • しかし、売春宿には通い続ける
  • 梅毒で31歳で死亡(死因は諸説様々あり)

友人にたかり、自分は風俗通いというクソ野郎ですね。
現代で言うと「基本ニートだけど、たまにライブやってるよ」と言った所でしょうかね。
現代であれば、売れない・働かない・風俗通いミュージシャンでは社会不適合者の烙印を押され、支援者が集まったか疑問です。名もない男は、こんなだらしない男は支援したくありません。
1797年生まれ、1828年死亡という短い人生でしたが、シューベルトがこの時代に才能を持って生まれたのは奇跡ですね。
時代が才能を開花させてくれたのかもしれません(評価されるのは死後ですが、、、)
我々はこの奇跡の音楽を素晴らしい環境で聞くことが出来るのです!!

このような背景を知るとシューベルトが身近に感じたりするのは私だけでしょうか。
クラシックに対して難しいイメージを持たずにもっと身近に感じて頂けると嬉しいです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    2014/6/14 0:27 現在のブログ内記述抜粋
    >1979年生まれ、1831年死亡

    1831 – 1979 = -148歳

    正しくは、1797年生まれの1828年死亡の31歳では?

  2. […] これだけで好きになっちゃいますよね? ろくに働きもせずに風俗通いで死んでいったシューベルトよりは全然愛せますし、応援したくなります。 私のような小市民は、断然ドヴォルザ […]