音楽CDのパッケージは生き残るのか

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名もない男は、ハイレゾ音源とディスクレスのオーディオ推進派ですが、世の中には「音楽はCDじゃないと嫌だ」とか「データだけだと味気ない」という人がいます。
名もない男は、「音楽を聴く」ことに意味を見出していて、メディアとしてCDを保有することにまったく意味を見出しておりません。
しかし、世間の方は私のような人間ばかりでは無いようですので、このギャップについて考えてみました。
CDパッケージとデータオーディオを7つの視点で比較してみました。

1.いい音で音楽で聞く
CDはデータを読み込むために、どうしてもモーターでメディアを回転させなくてはいけない。
そのため電気的なノイズが発生しやすくなり、音が悪くなるといわれているが、データだとモーターが回転しない分アドバンテージがある。
少なくとも、我家の環境では、明らかにデータの方が上ですね。データの勝ち。

2.複数のアルバムを聞く
CDだとどうしても物理的に入れ替える作業が発生してしまいます。
また、CDも大量にあると探す手間も増えるので、データの勝ち。

3.ジャケット眺めて鑑賞する
CDのジェケットは楽しみの一つですが、ジャケット画像データがあれば代用は効くのではないでしょうか。
両方同じように出来るから引き分け。

4.歌詞カードを見る
これは微妙ですねー。今のご時勢であれば歌詞は、ネット上探せばありますよね。
CDでも無いものもありますし。よって引き分け。

5.ライナーノーツを見る
これは、CD独自のものですので、データではなんともしがたいです。
どうしても読みたいものではないのであまりこれ事態に価値は見出してませんが、、、
個人的にはあまり気にしませんが、データでは出来ないことなのでCDの勝ち。

6.パッケージを並べて楽しむ
CDを並べて楽しんでる人って実は結構いませんか?
名もない男も嘗てはそうでした。いろんなジャケットを同時に眺めてると楽しいですよね。
所有欲が満たされます。しかし、時代も変わり今となっては、ジャケットデータで見せてくれる方が嬉しいと思ってしまうんですね。
その点、KinskyというLinnのアプリはよく出来てますね。
この画面を見ているだけで楽しくなります。
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個人的にはデータの勝ちですが、両方できるので引き分け。

7.おまけ・特典
CDを購入すると特典として、選挙の投票権がもらえたりします。
個人的には興味ありませんが、場合によってはCD本体よりもそちらの方が人気がでちゃったりするようです。
よってCDの勝ち。

7つの視点で見ると2勝2負3分と五分五分ですね。
そうなると最後は個人の好みの問題であって、「せっかく購入したんだから、手元に何か残るのがいい」と考えるか「手元に何も残らないのがいい」と考えるかの違いですかね。
世の中のトレンド的には、後者の人が増えているんでしょうね。
名もない男も後者です。
逆に、QueenやBeatlesのようなUSB型の音源は、CDとデータ音源のいいとこ取りのように思えてくる。
レコード会社の方々は、CDが売れないと嘆く前にやるべきことがあるのではないか。

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